芋栗南京のかき氷はだいたいどのお店ももったり重量級の蜜で2杯食べるのは難しいのですが、こちらのお店は比較的さらっとしたシロップで甘さも控えめで非常に食べやすいと思います。そんな氷舎mamatokoさんの芋栗南京のかき氷です。
Contents
おいも
まっちゃのようなあんことパープルスイートロード(2019年)
紫芋のパープルスイートロードを使ったカキ氷に、かぼちゃの皮を使ったあんこをトッピングしたこちら。1150円
なんともびっくりな見た目ですが、ちゃんとお芋の味。紫の見た目だけどなめらかなスイートポテトの味で氷馴染みも良く食べやすいシロップ。かぼちゃの皮のあんこもしっかりかぼちゃの味を感じます。ベースをお醤油黒蜜みるくにしたので甘じょっぱさも有り。
おいもの焼きバター・ド・ラム(2019年)
見た目ではこちらの方がお芋っぽいかき氷かなと思います。
こちらは去年も提供されたおいも。1400円。
なめらかなお芋のシロップの上にぽってりとしたお芋のペーストが乗せられており、バーナーで炙ってパリパリにさせています。おいしい。
ベースは安定のお醤油黒蜜みるくにしたので甘じょっぱさもばっちり。おいもとめちゃくちゃ合います。別添えでごま塩もつくのでちょっとした味変もあり。
この日は小鉢で酒粕クリームを追加したので、別メニューにある「お醤油黒蜜みるくと酒粕クリーム」としても楽しめてしまう組み合わせ。酒粕好きにはたまらん美味しさです。
お醤油黒蜜みるく大好き
私を含めファンの多いお醤油黒蜜みるくですが、この甘じょっぱさが万人に受けるかどうかはわからないので、初めての人はみるくベースで注文して追加トッピングで調整しながらスプーンでちょこっとずつかけてみるのもいいかも。みたらしが好きな人なら好きだと思います。
栗
和栗みるく(2019年)
ままとこさんの栗はトップに大きな渋皮煮が乗っかっているのが特徴。本当に大きいのでどのタイミングで食べるのか悩むところですが、重さがあるので私は先に食べちゃう派。
そんなままとこさんの栗氷はこちら。(1300円)
思っていたよりも高さがあるので、氷が沈まないように慎重にトレーを受け取ります。
シロップはトロリとしていて氷馴染みが良くサラサラっと軽く食べられて、みるくの甘さも控えめなので栗のかき氷としてはあっさり系。複数杯食べる人に嬉しい仕様になっています。このあたりはさすがままとこさん。
ままとこさんの栗はロングラン提供してくれるので食べるチャンスはたくさんあるかと思います。ベースもみるくだけでなく、酒粕や日によっていろいろあるのでお店の公式SNSは必ずチェック。(メニューは比較的頻繁に変更されるので公式のチェックは必須)
かぼちゃ
南瓜のバター醤油とみるく(2019年)
2019年、ままとこさんの芋栗南京はかぼちゃからスタートしました。1200円
ままとこさんの南瓜は南瓜の皮まで使った濃い緑色のソースがかかっているのが特徴。これと甘じょっぱさが相まって、まるでかぼちゃの煮付けを食べているような、懐かしいような安心する味。
かぼちゃのかき氷はシロップがもったりずっしりしているお店が多いけど、ここはさらっとしていて生クリーム的なずっしりした重さはなし。他のお店だとかぼちゃを選ぶと満腹になりすぎるので1杯で押さえておくのですがここのかぼちゃは躊躇なく2杯目いける感じ。
ままとこさんと言えば甘じょっぱい系だと思っているので、ベースはお醤油黒みつみるくにしようと思ったけど、今年はシロップがすでにしょっぱい系なのでベースはみるくがおすすめとの事でした。ベースをみるくにしても程よい甘じょっぱさで安定の美味しさ。
一見さんでも大丈夫
たくさん食べても、1杯だけの注文でも大丈夫
このお店は店主がかき氷界で非常に有名な方なので集まるお客さんも1人で複数杯平気で食べる強者が多く、2杯以上食べる人がめちゃくちゃ多いです。もちろん1杯でも全然OK。私も最近は1杯で済ませる事も多いです。ささっと食べてささっと帰る。
でも2杯食べてみたい、という人は小さめオーダーも受け付けてくれるので、ちょっと自信がない時は2杯とも小さめ、もしくは2杯目を小さめでお願いするのがいいかも。
お店のルールは一読しておく
お店のSNSを見るとルールがややキツめに提示してありますが、基本的には当たり前の事なので、初めての人でも心配しなくて大丈夫。
- かき氷を溶かさずおいしく食べてもらう事。
- お客さんを待たせない事。
が最優先されている感じなので、
かき氷は来たらすぐ食べる。(並べて写真を撮る為に注文したかき氷が全部揃うのを待つのはかき氷が溶けてしまうので超NG)
店主、スタッフの手を止めてしまうような注文はNG。(写真を見せて「これと同じやつ下さい」とか)
なので公式のメニューをチェックするのは必須(営業ある日は必ず更新されるよ)。
かき氷のシロップは一期一会。お店は季節によっておすすめの素材をシロップにしてくれているのでその日のメニューからお好みのものを選べば間違いなし。これはどのお店も同じ。
他の禁止事項も他のお店と同じ。特に難しいルールはないと思います。
でも小さいお店だからできれば1人での来店が断然おすすめ。実際お店に行ってみると1人のお客さんの方が全然多い。逆に3人だとテーブル席にしか案内されないから夏場でタイミングが悪いと(テーブル席が空かないと)結構待つかもしれないので注意です。この場合、テーブル席が空くまで、後ろに並んでいる1人のお客さんが先に通されます。
芋・栗・かぼちゃのかき氷まとめはこちら。
