弾丸海外旅行で人気の台湾。台湾のご飯は美味しくて大好き。食べたいものはたくさんあるし、行く度に魅力的なごはんがでてくるから胃袋がいくつあっても足りない。もっと気軽に頻繁に行けたらいいのに、という事で格安のLCCを使って弾丸台湾旅行を試してみました。
弾丸旅行とはどんな旅行か?
ちょこっと(かなり?)無理をした旅行。という事で、「会社を休まないで週末の土日だけで旅行する」「早朝便を使って到着した日の深夜に帰国する0泊2日日帰り(?)旅行」を一般的に弾丸旅行っていうイメージ。日数が少ないのでホテル代も節約できて、さらに格安のLCCを使えば従来よりかなり少ない金額で旅をする事ができるので最近大人気。なので弾丸旅行するならLCCという図式になっています。
LCCを使った弾丸旅行のメリット
なんといっても安い
LCC(ローコストキャリア)というくらいですから、LCCの最大のメリットは安さ。JALで台湾に行こうとすると往復5万円くらいのチケットがLCCなら大体2〜3万円くらい。差額はホテルに使うのも良し。食事に使うのも良し。旅行先で使えるお金が増えるのは嬉しい。
滞在時間が長い
私個人としてはLCCのメリットはチケットの安さよりも、むしろ滞在時間の長さだと思っています。今回はタイガーエア台湾を使ったのですが、スカイスキャナーでタイガーエアの便を見てみるとこんな感じ。

早朝5:25の羽田発の便に乗ると台湾 桃園空港着が朝8:00着。入国審査に多少時間がかかったとしても午前中から街歩きをスタートする事ができます。JALは大好きだけど早い便を使っても台湾に到着するのはお昼くらい。弾丸旅なので2、3時間の滞在時間の差は大きいです。3時間あれば1食ご飯とおやつが食べられます。これ大事。
そしてタイガーエアの台湾 桃園発は深夜0:10。羽田着が早朝4:25着なのでこれをうまく使えば
金曜の深夜に羽田空港で野宿をして、早朝5:25発の便に乗って、夜中0:10の便で日曜日の朝4:25に戻ってくれば会社を休む事なく、家族にそれほど迷惑をかける事もなく週末弾丸台湾旅行ができるという事になります。
これは現地で朝ごはんを食べて、お昼小籠包を食べて、おやつにかき氷を食べて、晩ご飯は夜市で、お夜食は豆腐花を食べて空港へ。という事ができちゃうという事です(食べてばっかり)。
LCCのデメリット
一方LCCのデメリットは有名なところでいうと「座席の狭さ」「持ち込み荷物の重量制限」といったところだと思います。
座席の狭さ
今回使ったタイガーエアは正直辛いと思うほど狭いとは思いませんでした。むしろ狭いと思って乗ったので、思っていたより全然普通。行きも帰りも疲れていれば爆睡できるくらいの幅なのでそんな心配する事はないかと。
それよりも気になったのはこれ。
3列3列の構成なので通路が混む
通路が1つしかないので混みます。みんな荷物を機内に持ち込んで頭上に収納しようとするのでさらに混む。これは人によってはストレスになるんじゃないかな。
手荷物の重量制限と個数制限
これがデメリットしては一番大きい。短期の旅行なので山盛りの荷物を持ち込む訳ではないのですが、制限があるという事が地味にプレッシャー。心配性なので無駄にあれこれ心配してしまいます。タイガーエアは機内持ち込み10キロなので他の7キロ制限のLCCよりもかなり余裕があるのですが・・・。荷物の多い人、お土産をたくさん買いたい人は少しでも荷物を軽くする工夫をする必要があります。
実際にLCCでお試し台湾弾丸旅行をしてみた
今回は上記のようなメリット、デメリットを実際に体験してみて、今後日帰り弾丸旅にチャレンジできるかどうか検討する為に、このような日程にしてみました。
今回の基本データ
2019年4月 金曜日に有休
航空会社 タイガーエア台湾
0日目 羽田で野宿
1日目 早朝羽田発 AM桃園着
台北泊 メインイン台北
2日目 台北 深夜桃園へ
3日目 早朝 羽田着(日曜日は1日おうちでゆっくりする作戦)
結論としては
台湾弾丸はアリ!(行きの弾丸はアリ!帰りはナシ!)
ただし失敗した点もいくつかありました。今回の失敗を踏まえて次回のLCC台湾旅 私はこうする
LCC弾丸旅 次回はこうする
お昼寝必須!二部構成で活動
早朝(前日夜)から行動している事もありどこかで休憩しないと夜、とんでもなく早い時間に眠ってしまう恐れあり!です。今回私は前日空港で一晩過ごし、早朝便で桃園空港へ。荷物はホテルに預けて身軽になった後、朝ごはん、昼ごはん、街歩き。16:00にホテルにチェックインして早めの晩御飯を食べた後、雨が降っていた事もありホテルでのんびりしていたらついついマジ寝。夜、かき氷のお代わりをしようと思ったのに、ちょこっと夜市も見ようかと思ったのに気が付いたら朝でした。悲しい。でもそのくらい疲れていたという事です。体力、気力に自信のない人はここは無理をせずホテルで夕方1回休憩をとって疲れをリセットして第2ラウンド(夜の部)を仕切り直すのが正解です。
早朝便を使うと現地で早くバテてしまう恐れあり。一旦ホテルにチェックインして休憩を挟もう。
深夜便の帰国は翌日辛い
翌日早い時間に帰国して日曜日を有効に使うはずが、猛烈に疲れて1日中ぐったり。これでは早く帰ってきた意味なし。安いホテルにして1泊増やしてしっかり寝て帰国するの大事。早朝帰国した足で出社できるのは相当な体力と気力のある人です。私は絶対無理。滞在時間が短くなっても夜帰国してお家で寝た方が良い場合も有り。
帰りの弾丸は体力と気力のある人向け。帰国後1週間仕事のある人は睡眠をとってから余裕をもって帰国しよう。
羽田空港の野宿は「有り」
思っていたより寝れる事が判明。野宿アイテム(ブランケットや枕)を準備しておけばできない事もない。多少無理をしても朝早いうちに台北に着けるのは超メリット。マンゴーかき氷で有名な冰讃(ピンザン)の開店前にも間に合う。ただし上にも書いた通り夕方に1回お昼寝タイムを挟むの必須。
羽田空港の野宿に関しては夜12時を過ぎるとベンチの空きがなくなってくるので夜10時には寝床を確保するようにしたい。手慣れたプロの人(?)は夜9時くらいからがっつり寝ている。すごい。
冰讃のマンゴーかき氷。ホテルに荷物を預けてからお店に向かって開店前に到着する事ができました。10分程待って1巡目で入店。

ゲストハウスを選択肢に入れる
今回は2人だったので1泊1万円くらいのホテルにしましたが、お一人で気軽に旅するとなるとホテル代に1万もかけるのは勿体無い。どうやら台北はお洒落で清潔なゲストハウスがたくさんあるみたいなので次回はチャレンジしてみたい。個室バージョンなら抵抗なさそう。

機内持ち込みはキャリーではなくてリュック
今回、この旅の為にキャビンゼロ36リットルを購入しました。1人旅なら44リットルで余裕のあるパッキングができそう。
これは36リットル。ホテルで撮影。36リットルだとお土産を買うのに少し小さいので44リットルが良さそうです。
[キャビンゼロ]CABIN ZERO バックパック CLASSIC 44L OrangeChill/CZ061309
という事で次回はこのようにしたいと思います。
まとめ
弾丸旅行は体力と気力のある人向け。
行きはテンションが高く体力、気力的に多少無理が効くので行きだけ深夜、早朝便を使って滞在時間を少しでも稼ぐ。
休み明けから仕事のある人は無理をせずホテルで睡眠をとってから余裕を持って帰国するのが良さそうです。
次回はこうしたい
0日目 羽田空港へ空港野宿
1日目 早朝便で台北へ
(ゲストハウス泊)
2日目 台北
(ゲストハウス泊)
3日目 朝 桃園空港へ お昼すぎに羽田、成田着
(夜は早めに寝て翌日会社へ)
したがって「行きは弾丸。帰りは普通。」半分弾丸が私には良さそうな気がします。
5ヶ月後の台湾旅行はこちら
